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ビザンティン建築の至宝 アヤソフィアの建築史
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2014年2月8日(土)にNPO法人大阪トルコ日本協会では高根沢均准教授にお越しいただき「ビザンティン建築の至宝 アヤソフィアの建築史」というテーマでアヤソフィアの歴史、ドームの構造、モザイク壁画についてご説明いただき、最後に先生の研究についてもお話しいただきました。

アヤソフィアは2度暴動で壊され、今現在残されているものは3度目にユスティニアヌスⅠ世によって再建されたものであり、内部構造も土台は4角形の箱型で作られ、天井はドーム型で作られるという当時では独創的な建築様式であり緻密な設計技術によって建てられたものでした。しかし、アヤソフィアはレンガで作られた巨大なドームなので、地震が起きるたびに崩れたり歪んだりしており、顕著なのは2階だそうです。2階にはモザイク壁画が沢山あり、アヤソフィアのモザイク壁画は石のグラデーションだけで絵を描いたり、多色の大理石をふんだんに使った「非現実的・神秘的な空間」が描かれていました。
最後に先生の研究調査についても少しお話しいただきました。先生は遺跡(アヤソフィア)の壁に電磁波レーダーを当てて、壁の下にあるモザイク模様を読み取るという研究をされていて、この方法だと遺跡(アヤソフィア)の壁を壊さずにモザイク模様を見ることができるというものです。
次世代に残していかなければならない貴重な文化遺産を大切に保護しながら研究されていることを知り驚きました

今回の講演会はトルコ人とトルコ好きにはたまらないアヤソフィアのお話で参加者の皆さんは興味津々でした。詳しい歴史やドーム構造のお話から笑いが出るようなお話まで大変興味深い講演会でした。高根沢先生ありがとうございました。

懇親会ではトルコ料理を召し上がっていただきました

講演者プルフィール
高根沢 均(たかねざわひとし)
神戸夙川学院大学 観光文化学部 観光文化学科 准教授

1997年筑波大学第一学群人文学類卒業(西洋史専攻)。同大学大学院博士課程人間総合科学研究科にて西洋建築史および世界遺産学について学ぶ。その間、2003年から2005年にかけて、イタリア政府奨学生としてローマ大学ラ・サピエンツァ建築学部(建築史・修復・保全学科)へ留学し、サンタニェーゼ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂の建築調査を実施。2007年、神戸夙川学院大学観光文化学部講師、2011年より現職。
初期キリスト教会堂建築を研究対象とし、古代末期から初期中世に至る多様な建築空間と装飾の形成過程について、典礼行動と部材の再利用の配置計画に注目して考察を進めてきた。近年、主に地中海沿岸各国で現地調査を実施し、6世紀のユスティニアヌス帝時代を頂点とする初期ビザンティン建築とその影響についての研究に取り組んでいる。特にイスタンブールのアヤソフィア博物館(旧ハギア・ソフィア大聖堂)については、大学院時代より日高健一郎教授率いるハギア・ソフィア学術調査団に参加し、10年以上にわたって建築調査を進めている。
主な業績:“Preliminary Report of Non-destructive Investigation of Plaster-covered Mosaics of Hagia Sophia(Ayasofya Müzesi Yıllıkları, 2014刊行予定)(共著)、「ジェラシュ遺跡・三連教会堂における建築調査報告(2)~ナルテックスの試掘結果」(共著)日本建築学会学術講演梗概集(2013年)(745-746頁)、「サンタニェーゼ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂におけるスポリアの配置とその意味」『日本建築学会計画系論文集』616号(2007年)(191-197頁)他。
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2014.02.12 Wed l イベント l コメント (0) トラックバック (0) l top

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